第12回TAMAとことん討論会

ごみゼロをめざそう!ふるさと多摩

開催にあたって 開催概要 プログラム 分科会紹介 展示・ワークショップ紹介


第12回TAMAとことん討論会開催にあたって


 ごみ問題の解決には、さまざまな立場の人たちがそれぞれの場における役割分担と責任を明確にしつつ、互いの活動を尊重し且つ連携していくことが重要である。TAMAとことん討論会は、市民・事業者・行政が情報交換や意見交換をする場として回を重ね、今回で12回を迎えるにいたった。
 今回は、主催団体である特定非営利活動法人東京・多摩リサイクル市民連邦が岐阜県のグリーンライフ21プロジェクトと共同で取り組みを開始した「食器のリサイクル」を柱の一つとし、前回から継続しているテーマをさらに深めながら、地域活動をより活性化・発展させることで、ごみの減量を推進し、資源循環型社会を構築していくことを目的として討論会を開催する。

 

開催日時:2004年11月13日(土)〜14日(日) (プレイベント 12日(金))

会  場:多摩ニュータウン環境組合リサイクルセンター(エコにこセンター)・多摩清掃工場

主  催:第12回TAMAとことん討論会実行委員会

     (特定非営利活動法人 東京・多摩リサイクル市民連邦、財団法人 東京市町村自治調査会)

後  援:東京都、東京都市長会、東京都町村会、多摩ニュータウン環境組合

      八王子市、町田市、多摩市、多摩地域リサイクル事業団体連合会

協  賛:各企業および各団体

内  容:以下参照 

 

 

「とことん討論会」プログラム

11/13(土)

 ・全体会

   開会のセレモニー    

   基調講演 「最終処分場から循環型社会を考える」

     萩原喜之氏 (特定非営利活動法人 中部リサイクル運動市民の会代表理事)

 ・分科会

   1.リサイクルの費用はどう負担する?

   2.バイオマス in TAMA

   3.処分場を起点に考えるごみ問題

11/14(日)

 ・全体会

   分科会報告

   パネルディスカッション 

    「多摩地域の家庭ごみ有料化を語る」

    コーディネーター

      米村洋一(地域交流センター理事、東京・多摩リサイクル市民連邦副代表理事)

    パネリスト

     ●有料化自治体市民代表 

      村上 真理子(稲城市民)  

      小石 恵子(東村山市民)  

      小野寺 勲(日野市民)

     ●有料化自治体行政代表

      松岡 俊夫(青梅市環境部ごみ対策課ごみ減量推進係長) 

      秋場 豊(調布市環境部ごみ対策課管理係長) 

      山野井 寛之(八王子市環境部ごみ減量対策課主査)

 ・リサイクル土の打楽器演奏会

      永田 砂知子

*プレイベント

  11/12(金) 13時〜14時30分

   ・多摩清掃工場見学会

*展示とワークショップ「焼き物のリサイクルとエコライフ」

  11/12(金) 12時〜16時

  11/13(土) 10時〜16時

  11/14(日) 10時〜15時 

    <協力 グリーンライフ21・プロジェクト(岐阜県)>

◎グリーンライフ21・プロジェクト
 平成9年から、美濃焼の産地で、原料や食器製造、流通に係わる企業有志(28社、団体)と地元試験研究機関などが集い。やきものの原料“土”の有効活用や環境にやさしい器づくりに取り組むグループ。

 

「とことん討論会」分科会の紹介

第1分科会 リサイクルの費用はどう負担する?

いよいよ容器包装リサイクル法改正議論が動き出しました。生産者責任の強化、自治体の分別収集コスト負担の軽減が焦点のひとつです。自治体のごみ収集コストはどうなっているの?市民はなにをすべきなの?最新データーも交え考えましょう。

 発表者

  西ヶ谷 信雄(容器間比較研究会会員)

  鈴木 直人(東京・多摩リサイクル市民連邦)

第2分科会 バイオマス in TAMA

まちや里山や山林から発生する剪定枝、伐採木、落ち葉などの植物発生材に対する行政の取り組みはまちまちです。多摩地域の実態を踏まえながら、多摩の風土にあった植物発生材の循環利用のアイディアと方策を考えましょう。 発表者

  星野 和郎(都市農業研究会)

  祐乗坊 進(東京・多摩リサイクル市民連邦)

第3分科会 処分場を起点に考えるごみ問題

前回は最終処分場の現状を通じてごみ問題がいかに深刻な状況にあるかについて認識を深めました。今回は最終処分場を意識しつつ、五位一体での取り組みを始めとしたごみ問題解決のための促進策を考えましょう。

 発表者

  瀬戸 昌之(東京農工大学教授)

  今井 康雄(多治見市環境経済部長)

  佐藤 千尋(恵泉女学園大学人文学部学生)

 

展示とワークショップの紹介

「焼き物のリサイクルとエコライフ」

焼き物の資源循環・リプロダクションを解説し、体感する企画をグリーンライフ21・プロジェクトと多摩ニュータウン環境組合リサイクルセンター(エコにこセンター)の協力で実施します。

・展示

  リサイクル製品等の展示  12日12時〜16時 13日10時〜16時 14日10時〜15時

  粉砕体験と土づくりのデモ  12日12時〜16時 13日10時〜16時 14日10時〜15時

  不用食器の回収 12日12時〜16時 13日10時〜16時 14日10時〜14時

・ワークショップ

  リサイクル作陶体験 各回10人  12日13時 13日10時・15時

  不用城食器の絵付け(リユース) 各回10人 13日10時・13時

  Re-食器で寄せ植え 10人  14日13時

  リサイクル土の打楽器で「音探し 音遊び」 子ども・親子対象10組 14日14時

◆参考:おちゃわん通信