第5回TAMAとことん討論会

開催概要  プログラム  分科会紹介  アピール文


開催日時:1997年10月25日(土)・26日(日)

会  場:セミナー・プラザ すずかけ台

主  催:第5回TAMAとことん討論会実行委員会(東京・多摩リサイクル市民連邦、(財)東京市町村自治調査会)

後  援:東京都、東京都市長会、東京都町村会、町田市 ほか

協  賛:多数

参加者数:のべ500名(宿泊者約50名)

内  容:以下参照 

 

とことん討論会プログラム

−10月25日(土)−

10:00 受付開始

10:30 地元中学校の「フェスタ」に参加・見学(町田市立つくし野中学校生徒会が展開中の地域クリーン活動)

12:00 昼食フリータイム

13:00 開会あいさつ

13:20 基調講演 松田美夜子氏(ごみ減量システム研究家)「ヨーロッパすてきなごみ事情と日本のこれからの課題」

14:30 リレートーク

     ・富所富男(東京都清掃局ごみ減量対策室企画担当課長)「東京ルールの主張・容器回収の現状と問題点」

     ・菅野芳秀(台所と農業をつなぐながい計画推進協議会委員)「長井市における生ゴミ循環システムの挑戦」

     ・鬼頭孝典(町田市環境部リサイクル推進課副主幹)「資源循環をめざす町田市の取組み」

16:00 終了

16:00 分科会

18:30 終了

19:00 とことん交流パートT(パーティー・夕食兼ねる)

20:00 とことん交流パートU(スピーチタイム・ひと言提言)

21:00 とことん交流パートV(フリー・時間無制限)、2日間 再生品の展示・販売、多摩地域各市町村行政展示

−10月26日(日)−

 9:00 特別講演

       ・吉村元男(環境事業計画研究所長)

        「世界自然遺産を守る屋久島循環型社会の構想」

       ・藤森敬三(NEC環境エンジニアリング(株)代表取締役)

        「環境を考えた製品づくりと市民生活」

11:00 全体討論(分科会報告と町田アピール)「循環型社会へのDO宣言(案)」

12:00 次年度 開催地決定

12:20 閉会あいさつ

 

「とことん討論会」分科会の紹介

第1分科会<ごみの基礎講座(1)ごみの有料化がなぜ叫ばれているのか−有料化の是非をめぐって、ごみ問題の本質を学ぶ−>

第2分科会<ごみ基礎講座(2)ごみ焼却とダイオキシン問題−ごみ焼却から発生するダイオキシンの基礎知識を学ぶ−>

第3分科会<古紙流通問題と再生紙利用の循環をどのように推進するか−ごみを焼却しないための循環システムづくり−>

第4分科会<容器回収にデポジット法制定は有効か−どのような法律制定をめざすのがよいか−>

第5分科会<生ごみ堆肥化の循環システムをどのように構築するか−循環システム構築上の問題点を整理する−>

第6分科会<循環型社会のための生活をとりまく条件づくりを考える

           −いま、学校では職場では家庭では地域では何をどうすることが必要なのか−>

 

’97第5回TAMAとことん討論会・町田アピール

私たちは、次の世代に私たちが生まれ育ってきたと同じような美しい日本を引き継ぐための第一歩として、

以下の「行動」を開始することを宣言する。

 1.全国のさまざまなテーマーで活動する仲間と、大きな連帯と結束をはかり、”循環型社会・東京市民会議”の開催を実現させる。

 2.市民の「循環型社会づくり」への意識啓発と関心を高めるため、”循環型社会の生活見本市”を開催する。

 3.「とことん討論会」の成果をもとに、行政に対して、”循環型社会づくり政策提言”を行う。

なお、上記の3つをより具体化させるため、それぞれに「プロジェクト検討委員会」を発足させる。